2005年09月01日

花火

P1060455(1).JPG
花火


閉ざされた
空の静寂を破る
光りの群れ

始まりは激しくて
だんだん優しくなって
時々切なくて
おしまいは華やかで

胸に焼き付く
感動のひととき

忘れないようにと
一瞬一瞬を
大切にしまい込むのだけど

瞼を閉じてみても
思い出せない

はかない夢まぼろし


ゆっくりと
やってくる
宴のあとのような
虚しい気持ち

それは
楽しかった
いつかの想い出に
どことなく似ている
posted by ネロリ at 00:44| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

宇宙


宇宙


宇宙は偉大で不思議
今はもう存在していないかも知れない星を眺めて
人は願い、夢を追いかける
時を計り、明日を思い見る

星を見ていると
悲しく切なくなるのはなぜだろう。。。
果てしなく遠い、未知のものなのに
なにかとてつもなく
大きく温かいものに包まれているような気がして懐かしい
それなのに、時に宇宙は
恐ろしいほどに冷たく、深く
無限の淋しささえも感じる
不思議・・・

幾百億もの年月を経てこの地球に来た光の旅人
どれほどの星が生まれ
どれほどの星が消えていったのか
無数の星たちの中に特別に置かれた
飛び抜けて美しい神秘の星
地球・・・
一瞬の瞬きに等しい
人の営みが
この宇宙の誰の目に留まるというのだろう

この偉大なるハカリゴトは・・・
紛れもなく
偉大なる知恵の証
posted by ネロリ at 00:30| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月26日

迷い


迷い


空と大地
海と山
太陽と月
朝日と夕日

どっちが好き?

未来と過去
夢と現実
笑いと涙
希望と経験

どっちが多い?

答えられなくてもいいんだよ
迷っているのも
答えなんだよ
posted by ネロリ at 13:53| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月25日

歌詞:「目覚めの時」




『目覚めの時』


とうに忘れていた夢
静かな目覚めの時がきた
解き放たれた鳥のように
大空に羽ばたけ
やがてたどり着く島は
この
海の向こうにあるもの


誰もが無口になって
今は語れなくなったことば
何処かで見つけられそうな
そんな気がして
もう後ろばかり気にせずに
そう
あの島へ行けたなら


ハイと言えなかった日々
だれも責めたりはしないのに
とうに捨てたわたしの夢
もう二度とない
そんな気がして
優しさを求めたりなどしない
ただ
あきらめたくないだけ


鳥のようにはばたけば
きっと見える何かがあるはず
一歩踏み出して見つけた物
それが何であっても
わたしを支えてくれる
そんな気がして

 勇気を出して歩き出して
 もう二度とない
 そんな気がして

もう捨てたりなんかしない

勇気を出して歩き出して

勇気を出して歩き出して
posted by ネロリ at 01:17| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月16日

自分以外を認めない人

自分以外を認めない人

なんて愚かなんだろう。。。
独りでは決して生きられないのに
自分以外を認めない人。。。

人を尊敬する謙虚な気持ち。
人の成功を喜ぶ純粋な心。
人の話しに耳を傾ける誠実な気持ち。
自分の間違いを認める勇気。

それを簡単に鼻であしらえるほど
あなたは偉いのか。

権力の鎧を身にまとい
大声で威嚇したところで
だれの敬意も勝ち得るはずがない。

そして愚かにも
自分がどこにいるのかさえ気付いていない。
まるで
離島に置き去りにされた王様のように。。。
posted by ネロリ at 03:34| 静岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月14日

たどりつきたい

たどりつきたい


青い空を追いかけて
どこまでも走り続けたい

時々風の中に飛び込んで
白い空気を思いっきり吸いながら
春の優しさを感じたい

道は遠くとも
険しいでこぼこ道でも
信ずる心があれば
何も恐れることはない

守らなければならない大切なものは
そんなに多くはないのだから

この空の果て
青いエネルギーの源
わたしはそこにたどりつきたい
posted by ネロリ at 04:19| 静岡 🌁| Comment(8) | TrackBack(1) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゆとり

ゆとり


ゆとりとは
余裕があること

心のゆとり
時間のゆとり
お金のゆとり

考えるゆとり
振り返るゆとり
計画をたてるゆとり

許すゆとり
笑うゆとり
譲るゆとり

どんなゆとりも
自分を広げていなければ
得られない

もっと大きく息をしよう
もっと大きな視野をもとう
もっと大きな心をもとう
もっと大きな夢をみよう
もっと大きな愛で包もう

posted by ネロリ at 03:52| 静岡 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月10日

断罪

『断罪』


果てしなき宇宙の無数の星よ

夢と現実のはざまに

置き去りにされた心のかけらよ


見上げるたび

空は輝きを失い

闇が夜空を覆う


ああ

闇を割く一筋の流れ星

其は誰がために


今宵

祈りに和するは

誰が断罪ゆえに

posted by ネロリ at 03:53| 静岡 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月16日

あともう少し


あともう少し

ほんのりと
柔らかな日差しを浴びて
まどろみの中に見える
優しい輝き

夢にまでみた安らぎを
この手にするのも
あともう少し

あの人が
私だけにくれたもの
大切に大切に
育ててくれたもの

後もう少しで
あなたが
ずっと
そばにいてくれる

そんな日が
本当に訪れるなんて

雪解けのなかに
やっと見つけた
幸せ



posted by ネロリ at 01:06| 静岡 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月31日

さよならが言えなくて

「さよならが言えなくて」


ありがとう
そんな温かい言葉の中に
小さく小さくつめ込まれた
大きな悲しみ

さよなら
この一言が言えなくて
大粒の涙になってあふれ出た
心のかけら

あなたがいつも
となりにいてくれたから
あなたが
誰よりも
わたしの支えだったから

さよならが言えなくて
あなたを困らせた

それでも
ほんのチョットだけ
希望がもてたのは
いつかきっと会えるよねって
あなたが言ってくれたから

優しくしてくれて
ありがとう
ずっと
そばにいてくれてありがとう
あなたに出会えたこと
絶対に
絶対に
忘れない
posted by ネロリ at 00:53| 静岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月27日

僕を恨んでくれてもいいんだ

君を傷つけようなんて・・・
そんなつもりじゃなかったんだ
知らないふりをして
通り過ぎることもできたんだ

君に話すことで
君が傷つくことはわかっていたんだ
でも
黙っていることなんか
できなかった

君のこと
守ってあげたかったから
これ以上傷つけたくなかったから

僕を恨んでくれていいんだ
ぼくは平気さ
君が元気でいてくれて
君にまた笑顔が戻るのなら
僕は今だって嬉しいよ

君のこと
大好きだから
いつだって
守ってあげるから
僕のこと
もっともっと
恨んでくれたっていいんだ
posted by ネロリ at 01:53| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月25日

粉々のわたし

もしも私が
あなたの目に
ほんの少しでも
価値があるのなら
きっと
いつものように
ただ笑って
さよならと言えた

こんなわたしでも
物語のヒロインみたいに
辛さをこらえて
明日を見つめられたなら
きっとあなたも
少しは
心を動かされたのかもしれない

でも
このわたしには
あなたを引き留めるものなど
なにもなかった

勇気も
強さも
あなたが求めるすべてが
わたしを
小さくする

限りなく
限りなく
小さくなったわたしは
あなたの
たった一言で
もろくも粉々になってしまった

今なら
あなたの願い
かなえてあげられる

もうわたしは
あなたの前には
現れない

もう二度と
あなたの目に
止まることなどないから


posted by ネロリ at 01:46| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月22日

ことばの重さ

ことばの重さ


あなたのささいな言葉が
わたしを狂気にさらす

よくある話と人は言うけど
そんなに単純じゃないよ

なにもかもいやになってしまった
なにもかも捨てたくなった
そんな気持ちが生まれたのは
おそらく自分が嫌いになったから

そう
あなたでも
ほかのだれでもなく

たとえ
だれかを恨みたくなっても
そんな自分が
ただ
どうしようもなく嫌いになる

言葉がどんなに人を傷つけるか
だれよりも
自分が一番知っているから

ことばの重さ
計り知れないってこと
だれよりも
知ってるから

posted by ネロリ at 02:01| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月11日

容赦なく・・・

容赦なく・・・


ずっと一緒にいようね
そう言いながら
別れて行く人はどれくらいいるのだろう

涙の数だけ幸せがあるのなら
悲しみも希望に変えられるのに
そんな期待をもつことさえ
ときには罪なのかもしれない

大切な人を失いたくない
それなのに容赦なく
愛に飢えたこの世代のもろさは
大切な人を奪っていく

降りやまない雨のように
あふれ出る涙は
いつか
枯れていくのを待つしかないというのか





posted by ネロリ at 02:05| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月20日

涙と共に蒔く


今さえ耐えれば
今を乗り越えれば
明日は
明るいのだろうか

誰もそんな約束などしてくれない
明日はもっと辛いかもしれない

でも

今を耐えなければ
明日がやってこないのであれば
耐えるしかないと誰でも思う

今はただ
涙と共に種を蒔こう

種が目を出すまで
産み疲れなければ
収穫を待つ目には
虹が見えるだろう

今はただ
涙と共に種を蒔こう

来年かもしれない
10年後かもしれない
期待などせずに
ただ
収穫の時期をを待とう

その日がやってきて
収穫の実を刈り取るとき
始めて知るのだろう
甘い蜜のような涙の味を

そう
今はただ
涙と共に種を蒔こう


posted by ネロリ at 03:04| 静岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月19日

傷ついてなお・・・

傷ついた心

どうやって慰めますか?


悲しみに暮れて

たくさん泣いて

スッキリするのもいいけど


グチを言って

吐き出して

空っぽになるのもいいけど


でも

それでは

自分の傷をただ縫いつけて

傷を塞いでしまっただけ

傷跡は消せない


傷跡を消して

きれいに忘れたいなら

傷つけた人のこと・・・考えよう


ひどいことをしたとか

自分がかわいそうとか思うのではなくて

傷つけたくなるほどに傷ついた

その人のことを考えよう


考えて考えて考え続けていくと

きっと

納得はできなくても

理解はしてあげられる


かわいそうなのは

自分ではなくて

その人の方だったんだって・・・


きっと

心が安らかになって

許せるようになるから・・・
posted by ネロリ at 02:44| 静岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月13日

宿り木

宿木/寄生木05.JPG

photo:first-finale


こんな素敵な青空も
ひとりぼっちでは
こんなに素敵じゃなかったよね

君がいてくれて良かった
どんなときも
たった独りじゃないって
勇気をもらえる

忘れないで
僕にとって
君はかけがえのない存在

君が望むなら
ずっと
ここにいたっていいんだ
posted by ネロリ at 13:12| 静岡 ☁| Comment(7) | TrackBack(1) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月11日





振り返ってばかりいた頃は

まっすぐにならない道のりに

気落ちしてしまうばかりだった


もう振り返るのはよそう


ずっと先の未来は見えなくても

夢を持つことなら

わたしにもできる


達成出来るかどうかよりも

目標を見失わない自分でいたい


もう振り返るのはよそう

うねり続けた日々に

さよならしよう


今日から進む道は

夢に向かい続ける

どこまでもまっすぐな道
posted by ネロリ at 23:38| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月05日

白い冬


オレンジ色の路を

青い海に向かって歩いていた

銀色に輝く波のきらめきに

思わず足を止めて

波にゆれる


ここは別世界

色とりどりの時の流れのなかで

わたしはいったい

どんな色をしているのだろう


そこは夢色の世界

永遠をさえ願いながら

光りの中で踊る


やがて訪れる夜のとばり

ふたたび静寂と冷徹が支配する


ああ

はかないひとしずくの時よ

私を闇の縁に落とさないでおくれ


光りよ

教えて欲しい

いったいいつまで

春を待ち続けるのか


わたしの心は

いつまでも

いつまでも

置き去りにされた

白い冬


光りは応えた

あなたは春を待っているのか

そうではないはず


春はもうすでに来たのに

あなたは気付かなかった

春はあなたの前を素通りし

私の所に帰ってきた


あなたはしばしの夢を選んだ

あなたの見た夢は

冬のすべてのエネルギー

あなたはそれを使い果たし

冬に置き去りにされたという


それでも

全てを使い果たした冬は

今なお

あなたのためにそこにいる

あなたの心を白く灯している



そこは

心を描く夢色の世界

光りと闇を分ける世界


白い冬のとばりの中で

わたしは

優しさと安堵のぬくもりを

かみしめていた
ぴかぴか(新しい)
posted by ネロリ at 10:38| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月28日

可憐でしょ☆

河津 039(1).JPG

by first-finale


河津桜・・・

いつもなら
数ある中のひとつ

そのみごとに咲き乱れた
幾千の花びらのなかに
目立たず
先んじず
何気なく存在する
ただひとりのわたし・・・

今日は特別

あなたが
わたしに気付いてくれた

わたしのために
時間をくれた


posted by ネロリ at 20:39| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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