2005年09月01日

花火

P1060455(1).JPG
花火


閉ざされた
空の静寂を破る
光りの群れ

始まりは激しくて
だんだん優しくなって
時々切なくて
おしまいは華やかで

胸に焼き付く
感動のひととき

忘れないようにと
一瞬一瞬を
大切にしまい込むのだけど

瞼を閉じてみても
思い出せない

はかない夢まぼろし


ゆっくりと
やってくる
宴のあとのような
虚しい気持ち

それは
楽しかった
いつかの想い出に
どことなく似ている
posted by ネロリ at 00:44| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Poem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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